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天池梨山茶/Tian Chi Li Shan Cha
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私たちの販売する梨山茶は試されたことがございますか?
梨山茶と言えば、2400mの高山で採れた微発酵の烏龍茶です。
花とも柑橘類ともいえる、喉の奥に何時までも残るスッキリ感のある香りと、余韻を感じさせる持続性のある甘みが特徴のお茶です。
しかし、そんな梨山茶には更に上があります。
天池と呼ばれる梨山2500mの地点で収穫された天池梨山茶は、台湾の歴代大統領が飲むお茶としても知られる、とても贅沢ですが、一度飲んだら忘れられないお茶です。
梨山には実は2600mの地点で収穫されたお茶もありますが、試飲をすると、明らかに天池茶に軍配が上がります。梨山茶とは雲泥の差があります。但し、このお茶を試される前に、是非、梨山茶を飲んでいただきたいと思います。いきなり、台湾茶の頂点に到達してしまわれた場合、他のお茶がもの足らなくなってしまいます。
大変高価なお茶なので、長いこと販売を躊躇していたのでが、近年、お茶の味がとてもよく分かるお客様も増え、また、天池梨山茶は私が最も好むお茶なだけに、発売を決心しました。
このお茶の素晴らしいところは、喉越しが強烈に強く、飲んだときに喉の後ろまで香りが広がる錯覚すらします。鉄分をはじめとするミネラルが、他のお茶とは比にならないほど多く含まれております。そのために、お茶の表面張力が強く、お茶をいれると、トロッとしているように感じられるほどです。
香りは、奥の方からじわじわと立ち上り、飲んだ後も暫くの間香りを楽しんでいただけます。味に関しては言うまでもありませんが、非常に強い後味が感じられ、甘みが喉に長時間残ります。
中国のお茶専門用語に「喉韻」という言葉があります。これは喉に残る感覚を示す言葉ですが、天池梨山茶はまさにこの言葉を代表する銘茶です。
このお茶の素晴らしさは、味だけではありません。
非常に高濃度の成分を含んでいるため、普通に8煎位まで淹れることが出来ます。茶葉を手にとっていただければ、お茶の品質をある程度理解していただけると思います。茶葉は1芯3-4葉まで収穫しているにもかかわらず、とても柔らかく、薄いゴムのように手に張り付きます。
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天池の名前の由来となる「天池」 |
天池茶の茶園周辺の景色。まるで乗鞍高原のような紛れもない高山気候 |
このお茶にはもう一つの楽しみ方があります。
HOJOで販売する天池梨山茶は25g毎に真空パックされております。
この状態で半年から一年常温にて保管しておいていただくだけで、お茶は桃の香りへと変化します。弊社では新鮮な状態にて紹介したいため、現在は熟成したお茶は販売しておりませんが、ご自宅で熟成を試されるのも良いかと思います。桃の香りは、非常に強く、お茶とは思えないレベルです。
更に、天池梨山茶を淹れた後の茶殻ですが、そのまま捨てるのはとんでもありません。実は、素晴らしい再利用方法があります。
茶殻を味噌汁やその他のスープ、煮物料理に入れ、30秒~1分ほど煮立たせた後、除いてください。丁度、鰹や昆布で出汁を取る感覚に似ております。こうすることで、お料理の味が劇的に良くなります。出汁を入れてないのに、まるで高級出汁が入ったかのような、奥行きのある、美味しい味へ変わります。これは、茶葉に含まれるミネラル分がスープに溶出するからです。
更に別の応用方法としては、ご飯を炊くときに、茶殻を入れるのもお薦めです。ミネラルのお陰で、ご飯の味がとても美味しくなります。
もちろんこれらの再利用は高品質のお茶だからこそ意味があります。凍頂烏龍や阿里山茶も美味しいお茶ですが、やや役不足です。
HOJOのラインアップの中で、最高級の台湾茶と自信を持ってお薦めできるお茶です。
最高の台湾茶という話になると、必ず、凍頂烏龍や阿里山茶で品評会で賞を取ったお茶が・・・と言う話がでます。
これらのお茶はもちろん素晴らしいお茶であることは間違いありませんが、阿里山茶の品評会は阿里山茶という範疇で、また凍頂烏龍は凍茶烏龍という範疇で品評会が行われます。
実際は、最高傑作の阿里山茶と梨山茶を比較した場合、1500-1600mで収穫された阿里山茶は2400mの梨山茶と比較するのは無理があります。お茶が収穫される場所の環境が違い過ぎるために、お茶の性格・お茶の喉越しの強度自体に決定的な違いがあります。
天池梨山茶は名実共に台湾の最高峰に位置するお茶であり、その事は歴代大統領が愛飲していることが物語っております。
身近な水と言うことで、水道水をお薦めいたします。水道水を使用される場合は、消毒用の塩素を取り除くため3~5分沸騰させてください。但し、例え沸騰しても塩素を完全に除去することは出来ません。可能な限り、活性炭フィルター付きの浄水器を用い、水中の塩素を除去してください。そうしないと、お茶の香り成分と塩素が共に反応し合い、本来の香りが楽しめません。また、塩素は微生物を殺菌するためにいれられております。殺すのは健康に害のある微生物だけでなく、私達の腸にすむ善玉菌も同様に殺菌してしまいます。また、細胞レベルでも様々な害が報告されており、アレルギーの原因にも成り得ます。
蒸留水や逆浸透膜水の場合、ミネラルを全く含まないために、お茶の味がフラットになりがちです。出来るだけ水道水等、ミネラル水をご使用ください。
尚、ヤカンに付着した水垢(スケール)は決して除去しないでください。クエン酸洗浄などを行うことで、従来のお茶の味が得られなくなってしまいます。
一端使用される水の種類を決められたら、今後、水の種類を変えないように同じ種類の水を使用し続けてください。水の種類が変わった場合、スケールからミネラルが大量に溶出し、暫く使っていると、お茶の味が劇的にまずくなります。同じ水を使用し続けることが、お茶を美味しくいれるための秘訣です。
通常、40mlの湯に対し1gの茶葉を用います。つまり、200mlの湯が入る急須の場合、200÷40=5gとなります。同様に300mlの場合8gの茶葉を用いてください。
烏龍茶をいれる場合、最も大切なのが湯の温度管理です。
ただ熱いお湯を使えば良いと言うわけではありません。
例え熱い湯を使用しても、いれている過程で冷めてしまったのでは、ぬるま湯を使ってお茶をいれるのと大差がありません。
そこで、以下の2点が重要になります。
沸騰している湯を急須に入れてください。
そのまま、10秒間静置してください。これにより、茶器が暖まります。
私達の実験によると、沸騰水を茶器に入れるだけで20℃温度が下がります。
つまり、熱水で暖めているつもりでも、実は80℃になっているだけです。
烏龍茶をより美味しくいれたい場合、特に、高級な烏龍茶の場合、2回この動作を繰り返されることをお勧めいたします。2回熱水を注ぐことで、急須の温度は95℃ぐらいまで上昇します。
折角茶器を温めても、即お茶をいれた場合、茶葉により湯の温度が下がってしまいます。「茶葉ごときでそんな?」と思われるかもしれませんが、茶葉は表面積が非常に大きいため、熱交換率が高く、私達の実験では20℃温度が低下します。つまり、No.1の手順に基づいて、茶器を温めたとしても、再び20℃下がってしまうわけです。
そこで、再び沸騰水を茶葉に注いでください。注ぐときは、勢いよく、出来るだけ低い位置から素早く注ぎ入れます。チョロチョロとのんびり注いだ場合、その過程で温度が下がってしまいます。高い位置から注ぐと、同じく、温度が下がります。湯を注いだら、7-10秒ほど湯につけ、そして素早く、湯を注ぎだしてください。このときにノンビリとしていると、折角のお茶の味が失われてしまいます。かと言って、短すぎると、茶葉が暖まりません。
1と2の動作は非常に重要であり、この2つをマスターするだけで、烏龍茶の味は劇的に変わります。逆に、1と2をやらなかった場合、自分的には100℃でいれているつもりが、実際には60℃でお茶をいれているわけで、今一キレのない味になってしまいます。
お茶をいれる時間は、以下の通りです。
1煎目:55秒
2煎目:45秒
3煎目:55秒
4煎目:65秒
5煎目:75秒
6煎目:85秒
上記の時間だけいれたら、必ずお茶を全て注ぎだしてください。
湯が急須に残った状態で放置しておくと、茶葉は熱水により抽出され続け、2煎目以降非常に味が濃くなってしまい、また、茶葉が酸化してしまいます。
更に、湯を注ぎだしたら、必ず、蓋を外し、茶葉を冷却しましょう。この動作は非常に重要なのですが、意外に知られておりません。冷却することで、酸化を防止し、茶葉を新鮮な状態に保つのです。
以上の方法が非常に複雑と思われる場合、自分なりの流儀を開発されるのも良いのではないでしょうか。熱湯を入れること、温度が下がらないようにすることの2点を守れば、烏龍茶本来の味と香りを楽しむことが出来ます。例えば、ロンググラスに茶葉を入れ、熱湯を注いだあと、簡易的な蓋をするのも一つの方法です。
伝統的な淹れ方は、お茶の文化も同時に楽しむことが出来とても楽しいものです。但し、常にそのような淹れ方をしなければならない訳ではなく、状況に応じ、臨機応変に淹れ方を変えるのが正しいティーライフをエンジョイする秘訣ではないでしょうか。
常温にて保管されることをお薦めいたします。
お茶は湿度に弱く、水分を少しでも吸収した場合、即劣化が開始されます。
水分は以下のような状況で意図せず吸収されますのでご注意ください。
実際、茶葉が劣化する最大の原因は4と5のようです。
冷蔵庫に保管した場合、袋の内部は冷えており、陰圧になります。テープなどでしっかりとシールしていても、かなりの率で外気が中に進入し、結露を起こします。茶葉を結露してしまった場合、2-3日で香りが劇的に変化します。
出来る限り、常温で保管し、しっかりと乾燥した部屋でシールをすることで湿度を避けて保管してください。開封したら数ヶ月内に消費してしまうのが理想です。
未開封で真空包装されている商品につきましては、1年以上の保管が可能です。更に熟成を進めたい場合、常温にて、未開封のまま(真空包装のまま)保管してください。尚、購入直後のままの品質を維持されたい方は冷蔵庫にて保管してください。冷蔵庫に保管された場合は、必ず、24時間かけ常温に戻してから開封するようにしてください。半日もおけば大丈夫と思われがちですが、茶葉は大変表面積が大きく、天然の断熱材と言っても過言ではありません。手で触ってみると、既に常温に戻っているように感じられますが、内部は冷えており、十分に温度を常温に戻すには24時間必要です。尚、一端冷蔵庫からだし、開封された後は、常温にて保管してください。秋~春は外気の温度が低いため、常温保存をしても数ヶ月以上美味しい状態を維持することが出来ます。
市販の商品で、真空状態を作り出すことの出来るタッパーがございます。普及品ではありませんが、お茶の保存には最適ですので、それらの特殊容器を求められるのも良いかと思います。
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